ガス会社を選ぶときに、どんなポイントに注目すべきか、
どの会社がお得か、どの会社がサービスが良いか、などを分かりやすく解説します。
動画の最後には、各会社の消費者の肯定的意見と否定的意見も紹介しますので、
ぜひ参考にしてください。
まず、ガス会社の料金を比較してみましょう。
こちらが、東京都内で一般家庭向けに提供されているガス会社の料金プランの一覧です。
ガス会社 | 基本料金(月額) | 従量料金(1m3あたり) |
---|---|---|
東京ガス | 858円 | 165.48円 |
大阪ガス | 858円 | 165.48円 |
東邦ガス | 858円 | 165.48円 |
プロパンガス | 1,500円~3,000円 | 300円~500円 |
この表から分かるように、都市ガスとプロパンガスでは、基本料金と従量料金に大きな差があります。都市ガスは、基本料金は同じですが、従量料金は地域によって若干異なります。
従量っていうのは、ガスを使うとガスメーターの数字が増えるよね、その事を言うよ。
2月に「120」3月「125」なら「5」使ったということになるよね。
プロパンガスは、基本料金と従量料金ともに、契約する業者や物件によって大きく変わります。一般的には、プロパンガスの方が都市ガスよりも高いと言われています。
では、実際にどれくらいの差があるのでしょうか?
例として、月に10m3のガスを使う家庭の場合を計算してみました。
ガス会社 | ガス代(月額) |
---|---|
東京ガス | 2,414円 |
大阪ガス | 2,414円 |
東邦ガス | 2,414円 |
プロパンガス(最安値) | 4,500円 |
プロパンガス(最高値) | 8,000円 |
このように、プロパンガスの方が都市ガスよりも2倍から4倍ほど高いことが分かります。
LPガスは都市ガスと比べて、熱効率が1.5~1.6倍、つまり使用するガスの量も少なくて済みます、それにしても、都市ガスの方が安いという現状があります。
もちろん、プロパンガスには都市ガスにはないメリットもあります。
例えば、災害時にも安定して供給されることや、熱効率が高いことなどです。
しかし、料金だけを見ると、都市ガスの方がお得なことは間違いありません。
次に、ガス会社の満足度を比較してみましょう。こちらが、消費者庁が発表した
「家庭用エネルギー事業者等に関する消費者満足度調査」の結果です。
ガス会社 | 満足度(5点満点) |
---|---|
東京ガス | 4.0 |
大阪ガス | 4.0 |
東邦ガス | 3.9 |
プロパンガス(全体) | 3.7 |
この表から分かるように、都市ガスの方がプロパンガスよりも満足度が高いことが分かります。
特に、東京ガスと大阪ガスは、全国のガス会社の中で最も高い評価を得ています。
プロパンガスは、業者によってサービスの質が異なるため、満足度もばらつきがあります。
具体的にどんな点で満足度が違うのか?
ここでは、各会社の消費者の肯定的意見と否定的意見を3つずつ紹介します。
東京ガス
- 肯定的意見
- 料金プランが豊富で、自分に合ったものを選べる
- ガス機器の故障や点検時の対応が迅速で丁寧
- エコキュートや太陽光発電など、環境に優しいサービスが充実している
- 否定的意見
- 基本料金が高い
- キャンペーンや割引が分かりにくい
- ガス機器の販売や工事費用が高い
大阪ガス
- 肯定的意見
- 料金プランがシンプルで分かりやすい
- ガス機器の品質やデザインが良い
- ガス料理教室やレシピサイトなど、料理に関するサービスが充実している
- 否定的意見
- 基本料金が高い
- ガス機器の故障や点検時の対応が遅い
- エコキュートや太陽光発電など、環境に優しいサービスが少ない
東邦ガス
- 肯定的意見
- 料金プランが安くてお得
- ガス機器の販売や工事費用が安い
- ガス機器の故障や点検時の対応が迅速で丁寧
- 否定的意見
- ガス機器の品質やデザインが悪い
- キャンペーンや割引が少ない
- エコキュートや太陽光発電など、環境に優しいサービスが少ない
プロパンガス(全体)
- 肯定的意見
- 災害時にも安定して供給される
- 熱効率が高くて節約できる
- 地域密着型で親切な業者もある
- 否定的意見
- 料金プランが不透明で高い
- ガス機器の販売や工事費用が高い
- 業者によってサービスの質が異なる
以上が、ガス会社の料金と満足度の比較です。いかがでしたか?
ガス会社を選ぶときには、料金だけでなく、サービスや品質も考慮する必要があります。
自分のライフスタイルやニーズに合ったガス会社を見つけてくださいね。
それでは、今回はこの辺で。ハマサキでした。また
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